活用事例

大手製薬会社A社 様

リーダーのマネジメントツールとしてNaviLightを活用

A社様ではチーム診断ツールNaviLightとNaviLightを活用したチームマネジメント向上研修を営業部門(およそ60チーム)で導入されました。今回は、NaviLightの導入を進められた営業部門責任者の内田様(仮名)と野田様(仮名)にお話を伺いました。

A社様のチームマネジメント向上研修受講後のチーム状態の変化や研修成果について「チームマネジメントの研修事例と成功のポイント」でご紹介しています。

楽しみながら取り組めた

NaviLightとチームマネジメント向上研修を実施たきっかけは?
<内田様>
「チームパフォーマンスを高めるマネジメント手法」のセミナーに参加したことです。セミナーの内容や紹介されたNaviLightについて、とても興味深く視聴しました。

NaviLightは無料で体験できるということだったので、3部署トライアルしてみました。実際にやってみると結果がキャラクターで出るので面白く、メンバーも楽しみながら経過を見たり、NaviLightをきっかけにチームのことについて話しをするようになったりしたことが管理者側から見てとてもいいものだと思ったので、全国の事業所に展開したいと思い、導入することになりました。

それと、当社ではちょうどリーダー向けの研修を実施する予定でした。その前にNaviLightの無料トライアルをしていたので、このリーダー研修のプログラムにNaviLightを活用した実践的な研修を加えたいと思いました。そこで日本経営さんにチームマネジメントの研修を依頼し、あわせてNaviLightも実施することにしました。

アンケートへの抵抗感はほとんどなかった

全国の事業所での実施でしたが、アンケートをとることに不安の声はありませんでしたか?
<内田様>
無料トライアルで実際にやってみたところ楽しめていたので、大丈夫だとは思っていました。

それと、NaviLightや研修をお願いする前に、日本経営さんが開催されていた「チームパフォーマンスを高めるマネジメント手法セミナー」に参加していたメンバーが数名いましたし、リーダー研修のカリキュラムにチームマネジメントに関する講義があるということも決まっていたので、大きな混乱もなく進められました。どうやってNaviLightを活用するかも迷いなく進められたと思っています。

チーム運営に効果を実感

チームマネジメント向上研修やNaviLightを実施した効果はどうですか?
<内田様>
チームパフォーマンスについて各チームがディスカッションする時間は確実に増えています。チームパフォーマンスの向上に取り組むことの重要性を理解しようとする各メンバーの姿勢も見られます。それに、心理要因について知識として理解したうえでコミュニケーションを図ろうとしている実感があるので、効果が出ていると思います。

また、ディスカッションする際に、研修で学んだチームパフォーマンスに関わる知識を前提に議論が出来ているため、効果的なディスカッションが行われていることも効果だと感じています。

<野田様>
私はまさにチームの一員として取り組んでいるわけですが、アンケートを定期的に実施することで、メンバーのチームパフォーマンスに対する意識が継続されやすい環境を作れたことは良かったと思います。

正直なところ、研修で学んだことも時がたつと意識しなくなってしまうこともあるのですが、NaviLightのアンケートが送られてくるので定期的に意識づけられるのがいいと思っています。ちょうど3回目の結果が出ているのですが、今朝のWebミーティングのときもみんなの話題にあがって感想の共有とか、こういうことをしていこうという簡単な話し合いができて良かったです。

それと、NaviLightでチームパフォーマンス向上のためのヒントがでますよね?私はこのヒントが的確でとてもいいと思っています。最初にNaviLightをした時の私たちのチームに対するヒントは、そのものズバリでした。チームの改善ポイントがストレートに出てくるので、実施ししている当事者としてはそこがすごくいいと思っています。

NaviLightの結果についての話し合いはどれくらいされましたか?
<野田様>
研修期間中は週に1回オンラインで話し合う場を設けていました。話し合いの中では、NaviLightの結果で出てきたチームパフォーマンス向上のヒントをもとに進行していました。また、研修に向けた資料作成についても、メンバーと話し合い、取り組んだ内容等を整理するようにしていました。

チームパフォーマンスと業績の関係を注視

NaviLightの今後の活用についてどのようにお考えでしょうか?
<内田様>
セミナーでも言われていましたが、業績はチームパフォーマンス以外にも多くの因子があって作られていると思います。でも、チームパフォーマンスはとても大事だと思っているし、無視するわけにはいかないと思っています。

そこで、8つの主体的行動とチームの実績の何かしらに相関がないかを見ています。今のところはまだ明らかな相関というのは見えていませんが、もう少し期間を持って、しばらく継続的に見ていこうと思っています。

業績に効果はありますが、短期的に結果が出るものではないですね。ぜひ一緒にチームパフォーマンスと業績の関係を分析させていただきたいと思います。この度はありがとうございました。

(インタビュー 2021年3月19日)


今回のインタビュー内にある「チームマネジメント向上研修」はこちら


上矢印