NaviLightで検証「マーケティングのチーム」
NaviLightを開発した橋本は、役員としていくつか部門を管掌している。そういう開発者のチームはどうなのか? NaviLightを使って、橋本が管掌する、マーケティングチームのパフォーマンスを検証した。
チームの概要
今回検証を行ったのは、日本経営のデジタルマーケティングを担当する部署。ホームページの更新やメルマガの発信、SEO対策やバナーの作成、お役立ちBOOKや動画などのアップに携わっている。
毎月のように新機能がリリースされるので、オペレーションも、かなり複雑になってきている。さらに悪いことに、日本経営グループのメンバーは、基本的に企画するのが好きなメンバーが多い。各部署から毎日のように「こんなことができないか」というメールが飛んでくる。
だから、やってもやっても、終わらない。リーダーはそう思っている。
やってもやってもやってもやっても、終わらない。 みんなもきっと、そう思っている。
メンバーも相当疲弊してしまっているのではないか。そのように危惧された。
そこで思い出したのが、NaviLightだった。
以前もやってみたことがあるが、そのときは「新しいものは試してみる」くらいの軽い気持ちだった。しかし、今回は目的がはっきりしていた。
メンバーに起案し、さっそくチームをナビることにした。
あなたのチームは今、「イケイケ」の状態です
アンケートに答えて数日後。診断結果がメンバーそれぞれに届いた。
それがこちら!
不安は見事に消し飛んだ。自分たちのチームは、モチベーションは切れていないと確信できた。最高のチームだと思った。
チームの状態は「パッションズ」というキャラクターが、ファイティングポーズで示してくれる。
「イケイケ」のチームは、みんな燃えていて、目力が強い。
ただ、これが最終段階ではない。もっと上がある。
もっと上にいくと、どんなポーズになるのか、見たことがないので分からない。
でも、「イケイケ」でいい。最高になったら、もう目指すものがない。
自分たちは、「もっと上を」と目指せるチームでいたい(負け惜しみ?)。
診断結果に合わせて、改善ポイントに的確なコメントが?
さて、診断結果のポイントは3つ、提示される。
ポイント1:あなたのチームの一番の強みは「メンバー信頼」です。
チームへの愛着と信頼が、さらに増すようなコメントだった。
続いて、診断結果をヒントに「メンバーで改善ポイントを出し合いましょう」とナビゲートされる。
すると、何も書き込んでいないのに、いくつかコメントが表示されていた。それも、かなりチームのことをよく分かっている、的確なコメントだ。
ナビライトはチームの診断結果に合わせて、こんなオリジナルのコメントが書き込まれるようになったのかー。すごいシステムだ。それとも、管掌役員である橋本がコメントを入力してくれたのか?
さっそくミーティングで報告した。
「こんなコメントをもらっている!」
「いや、違います」と言われた。「それは私たちが書き込んだコメントです」。確かに見てみると、コメントが増えている。
「勝手に書いたら、いけませんでしたっけ?」
結局、メンバーの皆がそこにコメントを書き込むことにした。
匿名必要?
メンバーが書いたのだと分かると、匿名で書かれていても、誰が書いたコメントなのかは一目瞭然だった。
匿名の意味があるのか?と思ってしまう。一人ひとりのコメントが、チームをもっとよくしていきたいという気持ちに溢れていた。「そうか、そう思っていたのかー」と思った。「ちょっと遠慮しているなー。もっと辛口でもぜんぜんいいのに」というコメントもあった。
開発者であり、管掌役員である橋本は、何も言わない。相談すれば的確なアドバイスがもらえるに違いないし、診断結果は届いているはずだが、「どうだったか?」とも聞かない。
今日もたくさんのセミナーご参加者の方を前にして、チームパフォーマンスのノウハウを橋本は伝えている。それを聞きながら、ふむふむと私たちはメモしている。
もっともっと、作っていいのですね!
次回は、いつナビるのがいいのかは、分からない。どういう状態のときに、定期的に使うのがよくて、どういう状態のときに、気まぐれに使うのがいいのかも、よく分からない。 つまり、すいませんがナビライトのことは、よく分かっていない。
ただ、今回の診断で、チームへの信頼と愛着は間違いなく増幅した。みんなが疲弊して、モチベーションが削がれていたら、もう前に進めなくなっていたかもしれない。
しかし、私たちは「イケイケチーム」と太鼓判をもらった。そして、改善のキーワードもハッキリ示してくれた。
チームの強みが生かされるように、一人ひとりの強みが最大に引き出されるように、マーケティングの武装化が進むように、それと改善キーワードも少しは頭の片隅に置きながら、やってもやっても終わらない、この面白すぎる仕事の山を、もっともっと、もっともっと、もっともっと作ってもいいのだと決意できた。
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